マタニティパジャマは必要?【人気商品5選】|ママデビュー編集部

マタニティパジャマは、入院時に必要なものとして告げられている妊婦さんも多いかと思いますが、マタニティパジャマは本当に必要?何枚必要?選び方のポイントは?などと迷われている方も多いかと思います。
マタニティパジャマはその名の通り、妊娠中に着用するパジャマのことで、主に出産で入院する際に着用するもので、産院から入院の説明がある際に、「マタニティパジャマを用意しておいてください」と言われるかと思います。
マタニティパジャマと言われているくらいですから、マタニティ期にしか着用できないと思っている方も多いでしょうが、実は産後数年経ってからでも着用は可能です。産院によっては、マタニティパジャマは自前のものでなくレンタルの場合もあります。しかし、マタニティパジャマを持っていれば自宅に帰ったあとも着用できますので、1着は持っていても良いでしょう。
本記事では、先輩ママさんの体験をもとに、マタニティパジャマの必要性や特徴、選び方に関して詳細に解説したあと、自信をもっておすすめできる5着のマタニティパジャマを紹介します。
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マタニティパジャマとは?普通のパジャマとの違いは?
普通のパジャマとの最大の違いは、ウエスト部分が調整できる点です。産後、赤ちゃんや胎盤が全て出るとお腹は一気に凹むと思っている方も多いでしょうが、実はそうではありません。産後すぐは、妊娠4ヶ月頃のポッコリお腹のままなのです。そんなポッコリお腹の状態で、普通のズボンは履けないですよね。産前のパンパンに張ったお腹の状態から、産後のポッコリお腹の状態への移行も、ウエスト部分が調整できるマタニティパジャマであれば安心です。また、ウエスト部分が調整できることによって、授乳期間が終わってもマタニティパジャマを着用することも可能となるのです。
また、マタニティパジャマの特徴としては、基本的に前開きです。それは、産後赤ちゃんに授乳がしやすいようにです。また、産後の入院中は、赤ちゃんの定期的な検査はもちろん、お母さんも毎日悪露の状態や胸の張り具合などを検査されます。その際に、前開きのマタニティパジャマであれば看護師さんが検査しやすいのです。
ただし、普通のパジャマも前開きなものは多いですよね。しかし、マタニティパジャマは妊娠期から着用できるものですので、お腹部分がゆったりした作りとなっており、産後、赤ちゃんに授乳がしやすいように、授乳口が付いているものが主流です。授乳口が付いていることによって、パジャマの前ボタンをいちいち外さなくても良いですし、上半身を丸ごとさらけ出しての授乳をしなくても良いので、いきなり訪問者が現れても安心です。
マタニティパジャマはなぜロング丈なの?
マタニティパジャマを検索してみると、ほとんどがロング丈だということに気付くかと思います。見た目は非常に可愛いですが、ショート丈がない理由が気になりますよね。
実は、ロング丈だとパジャマのズボンを履かなくても大丈夫なので、出産直後は非常に楽なのです。人にもよるのですが、出産直後「後陣痛」といって、陣痛のような痛みが定期的に訪れます。鎮痛剤を飲んで症状を和らげる方もいるくらい、メジャーなものです。そのような痛みの中、看護師さんが悪露の状態を見に来たり、子宮の収縮具合を定期的に見に来るのです。その時に、ズボンを履いていたら自分の力で脱がなくてはなりません。痛みに耐えながらズボンを脱ぐ作業は辛いですよね。しかし、ロング丈のマタニティパジャマであれば、ズボンは履かなくても下着が見える心配はありません。入院中は非常に楽なのです。したがって、マタニティパジャマは、ロング丈が主流となっています。
また、産院でも、ロング丈のマタニティパジャマを持参と指定される場合がほとんどです。看護師さんも、ロング丈のマタニティパジャマを着ていてもらったほうが楽だということですね。
マタニティパジャマを産院で着る際、何着必要?
最低3枚はマタニティパジャマを用意しておいた方が安心でしょう。
妊娠中期~後期になると、お産の際に必要なものリストが配布されるかと思います。その中にマタニティパジャマと記載されていましたら、その産院ではレンタルのマタニティパジャマはありませんので、ご自身で購入してから入院となります。
一般的に、お産後の入院期間は約1週間です。分娩時には産院が用意したパジャマを着用しますが、無事に出産が終わって部屋に戻る際には、ご自身で用意したマタニティパジャマを着用することになります。
入院部屋が大部屋でも個室でも、新生児の赤ちゃんと同室になるので、お母さんが暑いと感じても急激に部屋の温度を下げることは出来ません。また、赤ちゃんが母乳やミルクを吐き戻してしまったり、おしっこを飛ばされてしまう可能性もあります。したがって、出来れば入院期間分のマタニティパジャマを用意しておくのが良いでしょう。
しかし、それだとあまりにも費用が掛かってしまうので、お母さんの入院中にご家族の面会があるのであれば洗濯を頼んだり、ご自身の体調が良ければ、産院内にあるコインランドリーで洗濯するなどするのが良いでしょう。この場合でも、最低3枚はマタニティパジャマを用意しておいた方が安心です。
マタニティパジャマを購入する際に外せないポイントは?
先輩ママさんがマタニティパジャマを購入する際に重視したポイントは主に以下5点です。
・着心地や素材の良さ
・授乳のしやすさ
・見られても恥ずかしくないもの
・産後も使用できるもの、ウエスト部分を調整できるもの
・大きめのポケットがある
特に産後の入院中は、24時間マタニティパジャマを着用しなくてはならないので、着心地や素材の良さは非常に重要なものと言えるでしょう。また、たとえ入院部屋が個室だったとしても、配膳や退院指導、ミルクの調乳などで1日に何度も部屋の外へ出ます。その際に、他のお母さんに見られても恥ずかしくないマタニティパジャマを選んでおくことも重要です。
マタニティ期はあっという間です。その限られた時間のために、パジャマを新調するというのはなかなか気が乗らないですよね。しかし、ズボンのウエスト部分が調整できさえすれば、産後も着用できるのです。そのような嬉しい機能が付いたマタニティパジャマであれば、買う価値はありそうですよね。
また、大きめのポケットがあれば、入院中にお財布やハンカチを入れて移動が可能です。赤ちゃんは吐き戻しの危険性もありますので、部屋を移動の際は、ハンカチがあると安心です。したがって、最低でもハンカチやガーゼが入るようなポケットが1つあると良いでしょう。
季節にあったマタニティパジャマは?
マタニティパジャマは、主にお腹が大きくなってきた妊娠後期あたりから着用するかと思います。それぞれの季節に合ったマタニティパジャマを見ていきましょう。
春~夏
徐々に暑くなってくる春~夏にかけては、汗を吸収し、通気性の良いコットン100%の素材のものが良いでしょう。春~夏はただでさえ暑いので、ズボンを履かずとも過ごせますよね。したがって、ロング丈のマタニティパジャマを選ぶと良いでしょう。ワンピースのように着用でき、とても快適に過ごすことが可能です。
秋~冬
この時期に気を付けたい点は、授乳口がきちんとあるかどうかということです。真冬の授乳は、暖房がかかっていようとも寒いものです。授乳口さえあれば、お母さんの体が冷えることなく赤ちゃんに授乳をしてあげることが可能ですので、寒い時期にお産を迎えるお母さんは、必ず授乳口があるマタニティパジャマを選びましょう。
また、裏起毛タイプのマタニティパジャマも販売されているので、寒がりなお母さんは裏起毛タイプのものを選ぶのも手です。
マタニティパジャマ5選: 編集部が自信をもっておすすめ!
マタニティパジャマはネット通販で可愛いものがたくさん販売されています。ここからは、これまでのポイントをふまえて編集部が自信をもっておすすめできるマタニティパジャマを5つ紹介します。
サテンパイピングナイティ

引用:楽天市場
こちらは、タレント・熊田曜子さんが次女を出産された際に着用していたとして話題となったマタニティパジャマです。6分丈なので、真冬にはカーディガンなどを羽織ることで、年中着用することが出来る優れものです。
パジャマに付いている太い縦ラインによって、すっきりとしたシルエットに見せてくれること間違いなしです。妊娠中は少なからず体重が増えると思いますが、細く見せてくれるマタニティパジャマは重宝しそうですよね。また、袖とズボンの裾にはリボンが付いています。上品にも可愛らしくもなるリボンの存在は、マタニティママのテンションを上げること間違いなしです。
マタニティパジャマ メランジスゥエット

引用:Amazon
人気読者モデル・春名亜美さんも愛用していたマタニティパジャマです。コットン100%ですので、妊娠中でお肌が敏感になっているママや、生後間もない赤ちゃんが触れても大丈夫なところが良いですよね。
保湿性と吸湿性を兼ね揃えた裏毛が付いているので、冬はもちろん夏にも着用可能なところが、このマタニティパジャマの優れている部分です。ぜひ、一度試してみてはいかがでしょうか。
選べる!おしゃれな授乳ルームウェア

引用:ジェニファーパメラ
授乳口とウエストの調整が可能なパジャマです。ビンテージ感漂うプリントで、入院中や産後もついうっとりしてしまうようなパジャマとなっています。
ロングカーディガン、キャミソール、パンツの3点セットになっているので、時期を問わず着用できるのもポイントです。また、体型が気になるママさんにピッタリな、体型カバー力のあるマタニティパジャマでもあるので、変わってしまった体型をカバーしてくれるメリットもあります。
カップ付カシュクール長袖ロングワンピース

引用:エンジェリーベ
ANGELIEBE (エンジェリーベ) のカップ付カシュクール長袖ロングワンピースは、授乳しやすいカシュクールデザインのネグリジェがマタニティ期のお腹を可愛く見せてくれるふんわりシルエットでリラックス感たっぷり。また、取り外しが出来るパッド付なのでブラなしで着られてラクチンです。 使いやすい無地2色とフラワープリントが2色あるので、自分好みの色や柄を選ぶことができます。
授乳対応マタニティビエラ起毛ロング丈長袖パジャマ

引用:ベルメゾン
BELLE MAISON(ベルメゾン)のマタニティビエラ起毛ロング丈長袖パジャマは、ワンピースとして一枚でも着られる便利なルームウェア。ゴムなしなのでお腹を締め付けずにリラックスして着用できます。 また、これ1枚で綺麗に着こなせるのでおしゃれパジャマとして重宝できます。
まとめ: マタニティパジャマで出産を素敵な思い出に
ここまでマタニティパジャマの特徴、入院中に何枚必要か、選び方のポイントについて解説し、編集部が自信をもっておすすめできる5つのマタニティパジャマをご紹介しました。
マタニティパジャマは絶対に必要というわけではなさそうですが、入院中にマタニティパジャマを持参する必要がある場合は、早めに購入しておいたほうが良さそうです。マタニティパジャマはマタニティ期や授乳期には非常に助かるアイテムのひとつです。産院での、おしゃれなマタニティパジャマと赤ちゃんの記念写真は素敵な思い出にもなりますよ。
お腹周りがきつくなり始めたら、マタニティパジャマの購入を検討してみてはいかがでしょうか。